「浅原さんは、メッセンジャーだな。Yとかこども達のさ。」
そんな有難い言葉を頂いて、いやそんな普通の人なのに。。という私に
「だってさ、坊さんだって普通じゃん。ちゃんと供養すればとか言われたけどさ。
俺あの頃ずっと祈ったよ。助けてくださいって、ずっとずっと一日中さ。
でもさ、助かんなかったもんね。そう言ったら、坊さん黙っちゃってたけど。。
だからさ、浅原さん普通の人でもいろいろ話せばいいんだよ。」
と、無理やりぽいけど応援してくれた。私も、“もうそんな”とは言えなかった...
可愛い一人娘を17歳で失ったYちゃんのお父様の言うことは
宗教批判ではなく、正直なお気持ちだろうと受け止めたいから。
もし、この仕事を始めることがあったらお墓参りに行かせて頂こうと思っていた。
今日実現して、9年振りに御両親と会えた。お墓に報告も出来た。
御両親は、「まだお墓に行くのはつらい」そういいながら
私を連れて行って下さった。
沼津駅前の花壇の揺れる花、嬉しい気持ちと複雑な気持ち。
大切な人をなくした人が通過した感覚を、渦中の方に伝えるのは難しい。
でも、言葉で伝えるしかない時もあって。。悩んで、迷う。
先に生き抜いたこどもの生きた意味を見つけられれば、
遺された方は生きていける。
ただ、お子様をなくすということは悲しくて辛くて苦しくて。。
その道程は、そんなに容易いことではない。
グリーフケアってなんでしょう?
別に上手く伝わらなくてもいいかな。。
私は事実を伝えていくしかないのだろうから。
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