2013年8月18日日曜日

わたしがあなたを選びました。


「Sは今の状況になることもわかっていて、それでも生まれてきたくれたのだと思いました。」

「Rはこんな母を選んできてくれたのかな。
たくさんのごめんねがありがとうに変わりました。」

数々の御両親の力を引き出してくれた、この一冊です。


誕生の喜びと同時に、病気や障害の現実と向き合うご両親もいらっしゃいます。...
特にお母様は「元気に生んであげられなくてごめんね」と落ち込んだり、
「妊娠中何か悪かったかな?」とご自分を責めたりすることもあります。




こういうとき、この絵本の力をよく借りました。
赤ちゃんからの、お子様からのメッセージです。
不思議なもので、赤ちゃんはお話しないのですが
お父さん、お母さんには伝わったりするんですね。


文章の中の言葉は、本を読んで頂いたお母様から頂いたお手紙の一文です。
Sちゃんのお母様は、どうしてこんなことにってずっと考えられてました。
Rちゃんのお母様は、受け止めても受け止めても涙が止まりませんでした。

“いっぱい泣いてもいいよ。その代わり起きたら、笑ってあげるんだよぉ。”

お昼寝中の雑談の時、言った私の一言をずっと覚えていてくれました。
「ママが笑顔見せてあげる。」「あの言葉忘れません。」
そう言って、赤ちゃんに笑顔で話しかけてくれるお母さんに成長していったなぁ。


グリーフケアってなんでしょう?
いのちの大切さと絆の強さを実感します。


 「わたしがあなたを選びました。」


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